優待クロスをやめた理由

こんにちは。ふっきーふっきです。

私は昨年まで毎月末に優待クロスをして、優待をいただいておりましたが、今年に入ってそれをやめることにしました。来月3月といえば優待のラッシュになりますが、今年はそれに乗る気はないです。

理由は4つほどありますが、今日はそれを説明していきたいと思います。

  

 1. 欲しいものがあまりない

私は元々物欲はそんなにないほうで、優待を見ていて「これもらったら嬉しい」というのがあまりないのです。嬉しいのは食べ物ぐらいかな。

昨年はQUOカードを中心にクロスをしておりました。ただQUOカードはコンビニなど使える店舗が限られている上、引越し後に行く頻度が下がってしまったので、QUOカードが消費されるペースが一気に下がってしまいました。そのためQUOカードが余っている状態で、今もらってもあまり嬉しくないです。

また、ここ1年近くずっとテレワークで、外食にも行かなくなったので外食の割引券をもらっても使わないでしょうね。

 

 

2. 近年の傾向として「一定期間保有」というのが条件になっている

昨年あたりから、コロナによる業績悪化のためか、優待の条件を厳しくするとか優待を改悪する企業がいろいろと出てきました。以前は権利付き最終日だけ持っていれば優待の対象という企業が多数あったのですが、最近は優待の条件として「6ヶ月以上保有」「1年以上保有」というのを掲げている企業が目立ちます。優待だけのために半年も持っていたら、大きく株価を下げて含み損だけ抱える、ということになりかねません。

 

 

3. 逆日歩が高く付くケースがある

優待クロスというのは現物買いと信用売りを同時に発注して株価が上がっても下がっても損益のないような取引なのですが、これにもリスクがあります。

 

制度信用取引の場合だと、信用売りのほうに高い逆日歩がついてしまうことです。逆日歩とはざっくり言うと「信用売りが増えてきたときに、証券会社側に株が不足してくる。その際には株をどこかから借りてくる必要があるから、そのレンタル料を信用売りしている人が払え」と言うものです。

 

私も昨年あたりは、一般信用取引では株が在庫切れとなってしまっていて、制度信用取引で「逆日歩出ないでくれ」と祈りながら取引しておりました。

昨年、以下のような逆日歩が高くついたケースがありました。このときはホントにトホホでしたわ。

 

1446 キャンディル:

2020年9月30日: 1280円(100株あたり)

優待: 3000円のQUOカード (200株)

キャンディル(1446)の過去の逆日歩・権利落ち - 株主優待を極める

 

7539 アイナボHD:

2020年9月30日: 800円(100株あたり)

優待: 1000円のQUOカード (100株)

アイナボホールディングス(7539)の過去の逆日歩・権利落ち - 株主優待を極める

 

キャンディルでは3000円のうち2560円が、アイナボHDの場合は1000円のうち800円が逆日歩として持っていかれてしまい、ほとんど旨味がなくなってしまいました。

 

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4. 配当落調整額が発生する

優待落ちと配当落ちが同時に発生する、という企業も多いです。配当落ちのタイミングで現物株や信用買いの建玉を持っている場合は「配当金相当額」を受取ることができます。一方で、信用売りの建玉を持っている場合は「配当金相当額」を支払う義務が発生します。

受け取った配当金に対しては、約20%の税金が発生するのに対し、支払う場合は配当金の100%を証券会社に支払うことになります。

 

結果として、優待クロスをした場合は配当の約20%を持っていかれる、ということになります。

以下のような例を考えましょう。

 

A社

株価: 1000円

配当: 20円

優待: 100株保有QUOカード1000円分進呈。

 

配当落調整額は以下のようになります。

20円×100株×20%=400円

(0.315%の分は考慮せず)

 

1000円のQUOカードがもらえると謳っておりますが、400円の配当調整が発生しており、これだけで40%もの旨味がなくなってしまいました。さらに逆日歩が高く付くと、トータルでマイナスということも十分あり得るでしょう。

 

 

優待クロスはやめたのですが、優待を完全に否定しているわけではなく、オリックスKDDIなど優待目的で長期保有している銘柄もあります。そのような毎年カタログギフトをくれる銘柄は大歓迎です。そういう銘柄で業績の安定が見込める銘柄があれば買っていきたいと思っております。

 

 

それでは。

 

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