eスポーツ関連ETF。ゲーム銘柄に分散投資!
ここ数年、世界中でeスポーツが広がる動きを見せています。eスポーツの世界大会まで開催され、優勝者には億単位の賞金が贈られる程になってきています。日本でも急速にeスポーツが広まってきている印象です。今やプロゲーマーの学校まで存在するぐらいですしね。どんな授業をやっているのか気になりますが。
今日は、私が保有しているeスポーツ関連の米国ETFを紹介したいと思います。
GlobalX社が提供する「グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF」です。
概要はこちら。
ティッカー | HERO |
設定日 | 2019/10/25 |
基準価格 | $31.79 (2021/3/5) |
純資産 | $839M |
経費率 | 0.50% |
構成銘柄数 | 40 |
設定されてからまだ1年半程度の比較的新しいETFです。
経費率は0.5%と高めになっております。
SBI証券やマネックス証券などで購入可能です。
続いて、HEROのチャートになります。コロナショックのときよりも倍ぐらいに上がっていますね。直近では10年債利回りの上昇のため調整していますが、基本的には右肩上がりとなっております。
こちらは、HEROの構成銘柄上位20社です。これを見るとほとんどの企業がゲーム開発会社ですね。
(例外として、3番目のSEAはIT企業、4番目のNVIDIAは半導体メーカー)
そのため、このETFはどちらかというとゲーム系のETFと言えるでしょう。
Newzoo社のレポートによりますと、今年の世界のゲーム人口は28億人、2023年には30億人を突破するとの予測です。世界の人口が増えている分、ゲーム人口も増えていると予測されます。
また、今年はeスポーツの売上が世界で10.8億ドルに、2024年には16.17億ドルになるという見通しです。2022年アジア大会の正式種目にも決まり、今後はeスポーツのマーケットが拡大していくのは間違いないと思っております。
ゲームというビジネスは利益率が高くなく、しかもヒット作に恵まれないとなかなか売上も利益も伸ばすことができません。「ゲーム関連の個別株を買う」というのは当たれば大きいですがリスクも高いと思います。そういう意味では、40社にリスク分散がされていてしかも大きくなることが見込まれているマーケットに投資しているHEROは、リスクを抑えながら将来の値上がりが期待できるETFだと思っております。
※投資の判断は自己責任でお願いします。